開発エピソード

development Episode

【開発は手作業で試行錯誤の日々】

植物が好き。でも、なぜかうまく育てられない。そんな悩みを持つ人は世界中にたくさんいます。水は与えすぎると根腐れを起こし、少なすぎると枯れてしまう。こまめにお世話をしているのに・・・。

その失敗を解決したい、植物を大切にしたい――という思いから、SUStee(サスティー)は生まれました。

SUSteeを開発した前社長の折原龍は、多感な中学時代に悩みを抱えた時、ハーブを育てたことで心が癒されたことから、より植物に興味を持つようになりました。

丹精込めて世話をしたにもかかわらず、水やりのタイミングがうまくつかめない。折原も、根腐れによって結果的に植物を枯らしてしまうことがありました。こうした自身の経験から、水やりのタイミングがひと目でわかるプロダクト制作をのちに開始します。

ただ、それを実現するのは簡単ではありませんでした。「根が水分を吸う力」を正確に可視化でき、かつプロダクトの上部まで水分を引き上げられる素材や、土中の菌に分解されにくい芯づくりなど、手作業で何度も研究を実施。毎日3時間おきに芯の状態をチェックする日々でしたが、植物に関係するものづくりができる環境なら、その手間をいとわないという思いで試行錯誤を重ねました。

そして、東京農業大学や研究機関、園芸業界の生産者との連携などを経て、SUSteeが完成しました。植物の育成に適した土中の水分量を維持させるために、水やりのタイミングを示す水やりチェッカーです。

電池を使わず、ただ土に挿すだけで、水やりのタイミングがわかる。しかも挿しっぱなしでOK。SUSteeは、水やり迷子の経験を持つ植物好きの折原だからこそ、生み出すことができたプロダクトなのかもしれません。

サスティーとは?

どんな植物にも利用可能な水やりチェッカー。
適切な水やりタイミングを「色の変化」で知らせてくれる。
鉢に挿しておくだけという簡便性も魅力。

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